れいじのなかのれいじ

神威怜司のbookメモ&思考メモです。

相性のいい雑誌。 -【雑誌】サイゾー 3・4合併号

雑誌、サイゾーを初めて読みました。いくつか発見があったので、それを備忘録的にentryにしました。

 公式ページもup。

日刊サイゾー

 

・イオン流通イノベーションの功罪

イオンやセブン&ホールディングスような流通業の成長で、街の商店街はシャッター通りになっている。私はこのシャッター通りの店舗を自治体が買い取り、生活保障の一環として格安漫喫を作ってはどうか、と思っている。宿泊費は1泊1000円以下に設定。この宿泊費の中にネットや電気、水道代が含まれる。シャワーブースもできるなら設置したい。銭湯のようにタオルやシャンプー等は持参でいいと思う。宿泊スペースは漫喫なので、大人が足を伸ばして寝れる程度の広さ。壁は上までにするか、カギをつけるかは検討中。正直、コインロッカーがあれば、その中に貴重品を入れればいいので、そこまでセキュリティを強化しなくてもいいような気がする。もともと金がない人が住むと思うので、窃盗の心配はほとんどしなくていいのではないかとも思っている。現在の漫喫のようなドリンクや食事のサービスはない。マンガや本の収集は寄付を募ってもいいし、ブックオフで安く買えるので、市場に多く出ているものなら安く集まってしまうだろう。図書館を併設してもいいかもしれない。むしろこれから学校が減っていくのだから、そこの本をまわしてもいい。方法はいくつかあるので、なんとかなるだろう。PCも同じ理由で集められそうな気がする。

住人が集まるパブリックスペースは必要だ。ここで集まって鍋なんてしてもいいと思う。この漫喫住宅のメリットは一人のスペースが限りなく小さいことで、多くの人数が住むことができることだと思う。私は金がなくなった場合、このぐらいの住居スペースがあれば十分だと思っている。だって寝るだけだし、ネットはあるのだ。

こうすることで、商店街に人が増えるのではないか。人が増えることで、空き店舗に飲食店や格安居酒屋ができたりして、商店街の活気が復活するのではないか、と考える。初めの内は物好きが集まってくるので、最高に楽しい空間になるような気がする。

また余分なモノを持たなくなっていいような。本を読む必要はなく、今流行の断・捨・離を強制的にできる環境である。

この生活もできない人はいると思うが、できる人の方が多い気がする。ここに住めば人との関係には困らなそうだし、むしろ楽しいような気がするんですよね。

私たちは立派な一軒家なんてなくても、十分に快適に生活できることを心の奥底では気づいているのではないだろうか。

 

 

・次のジョブズは誰だ?IT界の窮児たち

日本からはジョブズやマークザッカーバーグのような人物や、グーグルのような企業が出ないと言われるが、例えばアップルの製品には、日本の部品が使われている。日本は製品を生み出すより、こういった部品を作る技術をより高めていけばいいのではないか。新たな製品の開発は他国に任せ、その製品に使用される部品を世界最高の品質と魅力的な価格で提供する。むしろ部品の製造はニッチな産業なので、まだまだ競争力を強化できるような気がするのだが。

日本の工場の1つの例をup。

快進撃・アップル社支える「日の丸工場」の底力

 

これからタブレット端末の普及で革命が起こるのではないか、とも言われていた。その中で、ZOZOTOWNのようなファッションサイトのコンテンツとして、自分の顔をモデルに合成できるものを作るといいんじゃないかな、と感じた。私自身、このようなコンテンツがあると非常に助かる。私は本はよくネットで買うが、服は買わない。その理由として、サイズも重要だが、実際にその服を感じがわからないのが嫌なのだ。このため、ネットで服を購入するのを毎回ためらっている。なので、タブレット端末のカメラで自分の顔を撮影し、それをほしい服に合成できるようになると購買意欲が駆り立てられてしまいそうな気がする。さらに、いつもは試着もしない服もデジタル上で合成するだけなので、気軽にチャレンジしてみようと思える。試着をお願いするのも結構、億劫なのだ。

案外、コンテンツで遊ぶのが楽しすぎて、結局買わなくていいっかー、となってしまうのも否めないので、かえって逆効果か?とも考えたりする。

 

今回、初めてサイゾーを読んだが、興味をそそられる記事が多く、楽しめることができた。この雑誌は私との相性がいい。

 

来月号も購入を検討しており、さらに来月号から大リニューアルするようなので、楽しみである。