れいじのなかのれいじ

神威怜司のbookメモ&思考メモです。

最高に面白い対談。あっというまの2時間。日本の未来は明るいと確信。 ―【ニコ生】岡田斗司夫×神田昌典対談「世界の変わり目にフリーに生きる」

岡田斗司夫さんと神田昌典さんのニコ生での対談を、忘れないうちにレポート。

 

まずは全体の感想から。

最高におもしろかったー!!!そして日本の未来は明るすぎる!!タイムシフトでもう一回見たいね。話の展開が早いのなんの。ここまで考えを広げられる2人ってすごいな。

 

そしてキーワード等を備忘録的にメモ。

 

通貨発行権を個人がもつ時代。さらに司法権も個人がもつ時代。

 

・農業、工業等、複数の産業を少しずつ手伝うことで、情報空間の評価をため、食料等はモノでもらう。「通貨→モノ」の流れをやめ、直接モノにする。あとは情報空間の評価(通貨)で、生活をより豊かにする。評価が高い人は、生活嗜好品も安く買えたり、譲ってもらえたり、交換しやすかったりする。

仕事ではなく「おてつだい」という、ゆるい考え方。一つの仕事ではなく、複数の仕事(おてつだい)をする。手を抜きすぎると評価が下がるので、おてつだいをさせてもらえなくなる。

 

・現実世界をゲーム化する。

これは現実世界の問題をゲームのようにクエスト化し、そのクエストをクリアするために人を集める。そしてクエストをクリアしたら、その組織は解散。このれをするにあたり、クエストを作れる人が必要。クエストを作る人は、その問題点にストーリーを与え、解決した際の世界を提示できることが大事。そして特に、なるべく簡単に説明できるようにすることが大事。

 

・イメージで学ぶ。

神田さんいわく、日本人はイメージで学ぶことに長けているらしい。例として、オランダ語を勉強したことのない人にオランダ語の本を渡し、パラパラと読んでもらった後、その本から感じたイメージを書いてもらうと、30~40%の人がその本に関連するイメージが書けていた、というエピソード。

 

・日本人はマンガが言語である。

世界のマンガ家はいきなりネームを書く事が難しいらしいが、日本人は最初からネームを書く事ができるマンガ家が多い。このことから、日本人は絵と文章を同時に考えられることに長けている人種になっているのかもしれない。もっとマンガを読もうではないか。

 

・イメージの共感力が強い。

これは上記のことが理由で、日本人通しの共感力はなかなか強い。目標ができれば、その目標に向かって団結し、すごいポテンシャルを発揮する。過去をみると、戦争時代しかり、高度経済成長時代しかり。今は、「日本人はネガティブ」をいうイメージを共感してしまっている。

 

・鹿児島のある小学校のクラスに、2021年の未来を聞いたところ、10人中6人は日本から世界を出ている未来を描いていた。しかも親は鹿児島から出たことのない一般的な親らしい。

これを聞いて、子供ってすごいなーと思った。なにかを感じ取って、世界に出ていこうと思っている。ぼくが小学生の頃は、60%も世界に出ていくことを考えていなかったと思う。そしてこういう子供がいる日本なら、未来は明るい。

そしてこの子供たちは世界に出て行く理由も、お金持ちになるためではなく、「貢献したい」という未来を描いているらしい。この子供たちに先生も純粋に喜んでいて、「すごい」等の励ましの言葉を送っている。ドリームキラーではないのだ。こういう大人がより増えることで、子供はのびのびと成長していくことができるだろう。子供の素晴らしい芽を、決死して潰してはいけない。

 

・貢献がヒーロー

 

蝦夷共和国

これから北海道がおもしろくなるか??

 

・エロ通貨

まずはエロにちなんだ通貨を流通させ、地域通貨、ネット通貨の考え方を広める。ビデオデッキが普及したのは、エロが原動力となったため、「普及にはエロだ」となった。

こうすることでAV女優やキャバ嬢の社会的地位が上がるのではないかとも思っている。彼女たちの中には負い目を感じてやっている子が少なくない。ぼくは負い目は全く感じる必要はないと思っているので、彼女たちの地位が上がっていけば、とてもうれしい。だって彼女たちはぼく達男を楽しませてくれるのだ。エンターテイナーの彼女たちは、少なくとも現在のアイドル並の地位になることを望む。

 

 

こういったたくさんの考えがポンポン出ました。もうぼくの頭の中はパンク状態です。非常に楽しく勉強になった2時間だった。お二人にはまた対談してもらいたです。

 

最後にもう一度、本当におもしろかった!!ありがとうございました。